マンションライフを楽しむMANSION LIFE
2013.07.29
ウォールデコレーションを楽しもう
インテリアを配置してみたものの、なんだかお部屋が殺風景、少し寂しい印象がある…といった場合、その原因は「壁」にあるかもしれません。お部屋の中で広い面積を占める壁の印象が変われば、お部屋の印象もガラッと変えることができます。
壁を上手に活用しよう
当たり前のことですが、人間の目は正面についています。そのため、自然に立っている状態で視線の先にあることの多い、壁の印象がお部屋の印象にも影響してきます。視線の先にあるのがただの真っ白い壁だったら…、殺風景に感じるのもうなずけるというわけです。
そこでぜひ取り入れてほしいのが、壁の装飾、つまり「ウォールデコレーション」です。壁を飾ると言えば、ポスターや絵が思い浮かぶと思いますが、ウォールデコレーションに最適なアイテムは他にもたくさんあります。壁が華やかになれば、お部屋の印象も大きく変わってきます。
おすすめのデコレーションアイテム
初心者におすすめの、手軽にウォールデコレーションを始められるアイテムをご紹介します。
ウォールステッカー/ウォールシール
最近注目を集めているのが、ウォールシールやウォールステッカーと呼ばれるアイテムです。動物や植物、乗り物などをモチーフにした、壁やドア、窓などに貼ることができるシールです。壁紙の上から貼っても、きれいにはがせるタイプもあるので、壁へのダメージを気にせず気軽に試すことができます。ワンポイントとして貼ったり、広い面にいくつかのステッカーを組み合わせて貼ったりと、アイデア次第でさまざまなバリエーションを楽しむことができます。例えば、大きな木のシルエットを貼って、そこに小鳥のシールを貼ってみるなど、壁をキャンバスに見立てて、絵を描いていくイメージでトライしてみましょう。
テキスタイル
印象的な柄のものなど、テキスタイルも取り入れやすいアイテムです。大胆に天井から吊してしみたり、額に入れて飾ったりするだけで立派なアートになります。おすすめは北欧のテキスタイル。大胆な柄や鮮やかな色調が特長で、飾るだけでお部屋が華やかな印象になります。
ポスター/絵画/写真
ポスターや絵画、写真は、ウォールデコレーションの定番のアイテム。おしゃれな作品を1枚飾るだけでも十分ですが、ワンランク上を目指すなら、飾る写真やフレーム、絵の組み合わせにもこだわってみましょう。オリジナルの組み合わせを考えるのも楽しいですが、あらかじめ3~5枚のアートや写真が組み合わされているものを選ぶと、簡単にセンスのよいデコレーションが完成します。
時計
壁にかけるアイテムといえば時計。ぽつんと飾るだけではもったいないです。ウォールシールやテキスタイルと組み合わせて飾れば、なんとなくかけているだけの時計もアートになります。
日用品、雑貨
ウォールデコレーションは自由な発想で楽しむことができます。例えば、お皿を飾ってもよいですし、ちょっとした棚を設置して雑貨を飾ってもよいでしょう。黒板、地図なども楽しい空間が演出できます。
家中がキャンバスになる
ウォールデコレーション=リビングの壁というイメージがあると思いますが、壁は家のあちこちにあります。階段の壁や梁部分など、なんでもない場所が、ウォールステッカーを貼るだけで、お部屋のフォーカルポイントにもなりえます。トイレ、廊下、ドア周りなど、ちょっとしたスペースを見つけて、ウォールデコレーションを楽しんでみましょう。
和室でも桜モチーフなど、和柄のステッカーであればマッチしますし、掛け軸や扇子などを飾ってもよいでしょう。
アイデアが思いつかないときは、インテリアショップに足を運んでみると、参考にしたいレイアウトやディスプレイが見つかるかもしれません。
デコレーションするときの注意点
ウォールデコレーションを行う際に気を付けたいこと、気にされる方が多いのが壁へのダメージです。
しっかり貼れて、きれいにはがせる掲示用タブを使えば、壁紙に画びょうや釘などの穴をあけることなく掲示することができます。他にも掲示用に壁に傷がつきにくい、痛みを少なくできるアイテムも登場しています。
ウォールステッカーなどは使用上の注意をよく読んでから使用するようにしてください。壁紙の種類によっては、ノリが残ってしまったり、貼った跡が残る可能性があります。
また、長期間飾っていると、その部分だけ日焼けの跡が残ってしまったり、壁紙が変色してしまうこともありますので、適宜貼り替える、定期的にデコレーションの模様替えを行うなどのメンテナンスを行うようにしましょう。また、下地のクロスを痛めないよう、アイテムを選ぶ際には説明書などをよく読んだり、賃貸住宅にお住まいの方は大家さんと事前に相談のうえ楽しみましょう。
最後に
いかがでしたか。自由な発想でウォールデコレーションを楽しみましょう。