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2014.02.27

ソファーでお部屋の印象を変える

ソファーでお部屋の印象を変える

「お部屋を広く見せたい」「季節感を感じるお部屋にしたい」など、お部屋を思い通りのイメージに演出したいなら、リビングのソファーにひと工夫してみてはいかがでしょうか。お部屋の中で広いスペースを占めるソファーを上手にアレンジすると、それだけで室内の雰囲気はガラッと変わります。今回は、そんなソファーの種類や色・素材の違い、お部屋に合った上手なソファー選びの方法などをご紹介しましょう。

ソファーの種類や・色・素材を考えてセレクト

ソファーには使う人の人数や用途などに合わせて、さまざまな種類があります。何人でどんな用途に使うのか、どんな素材がいいのかなどを考えながら、生活パターンに最も合ったものを選ぶと良いでしょう。

ソファーにはこんな種類があります

パーソナルソファー

ひとり掛けのソファー。自分ひとりだけの時間を過ごすときに、オットマン(足置き)と一緒に使ってくつろいだり、ほかのソファーと一緒に組み合わせて楽しむこともできます。

ソファーにはこんな種類があります
ラブソファー

ラブソファー

ふたり掛けのソファー。ご夫婦や友人とひとときを過ごすときには最適です。ひとりで広々と使っても良いでしょう。

ソファーベッド

ベッドとしても使うことができるソファー。狭いスペースを有効活用できるので、「部屋にベッドを置くのはちょっと」という場合にも適しています。来客時の簡易ベッドとしても重宝します。

カウチソファー

横になったり、足を投げ出したりしてリラックスできるタイプのソファー。片ひじだけのものや、両ひじが付いているものなどがあり、家族の過ごし方に合わせて選ぶと良いでしょう。

コーナーソファー

お部屋のコーナーにぴったりと収まるタイプのソファー。お部屋の中央のスペースを有効に使うことができ、数人でゆったりとくつろぐことができます。家族でテレビを観るときなどにも最適です。

スツール

背もたれとひじ掛けのない椅子。オットマン(足置き台)や来客時の補助椅子として使用できます。持ち運びも簡単なので、あちこちに移動して使える点が便利です。背もたれがない分、圧迫感もありません。

お部屋のカラーに合わせた色選びを

ソファーの色を選ぶ際は、お部屋のベースカラーに合わせることが大切です。ベースカラーとは、床・壁・天井など、部屋全体の70%を占める部分の色のことです。

ベースカラー白のお部屋
ベースカラー白のお部屋

ベースカラー:白

さわやかな明るい雰囲気で、お部屋を広く感じさせます。

ベースカラー:ライトブラウン

やわらかな温もりを感じる、ホッとするようなイメージのお部屋になります。

ベースカラー:ダークブラウン

落ち着きと重厚感がある、大人のくつろぎを感じる空間を創り出します。

ソファーの張り地は大きく分けて3種類
皮革素材のソファー
皮革素材のソファー

ファブリック

肌ざわりが良く、やわらかな風合いを感じる布生地。普段は掃除機で丁寧にホコリを取り、汚れが付いたときは濡れタオルや中性洗剤を使って落とします。

合成皮革

リーズナブルでお手入れしやすい合成皮革。変退色もしにくく、水や汚れにも強いので、扱いがとても簡単です。

天然皮革

牛や馬などの皮を用いた天然皮革。肌ざわりがなめらかで、使い込むほどに味わいを増します。吸湿性・通気性・耐熱性にも優れていますが、定期的なお手入れは欠かせません。

お部屋に合ったソファーを選ぶには?

お部屋に合ったソファーを選ぶことは、毎日の生活にとってとても重要です。では、いったいどんな点にポイントを置いてソファーを選んだらよいのでしょうか?

ライフスタイルに合わせたソファー選びを

ソファーを購入するときは、どうしてもソファーそのものに関心が行ってしまいがちですが、実際には「そのソファーを使ってどんな暮らしがしたいか」がとても重要なポイントです。

どこにどのようにソファーを置いたら、いちばん家族がハッピーになれるでしょうか? テレビの前なのか、窓辺がいいのか。会話を楽しみたいのか、ゆっくりとくつろぎたいのかなど。自由な発想で、家族のライフスタイルに合ったソファー選びを考えましょう。

皮革素材のソファー

家族と一緒に過ごす時間を大切にしたいなら

家族が会話をしやすいようにコーナーソファーを置いたり、カウチソファーを置いてみんなでリラックスするのも良いでしょう。パーソナルソファーやスツールをほかのソファーにプラスして使っても素敵です。

ホームパーティなどを開きたいなら

来客がコミュニケーションを取りやすいよう、メインのソファーのほかにスツールやカフェテーブル、パーソナルチェアなどを置くのがおすすめです。こうしてバラバラに座ることで、会話や動きが生まれるのです。

お部屋のタイプに合わせてソファーを選ぶ

「ソファーを置いたらお部屋が急に狭くなってしまった」ということがないよう、お部屋の間取りなどを考えながら最適なタイプのソファーを選びましょう。たとえば縦長のLDKの場合、ベランダ寄りに壁に沿って2~3人掛けのソファーを置くのが一般的です。

LDKが横長の場合は、キッチン側にダイニングテーブルを置き、反対側に2~3人掛けのソファーやコーナーソファーを置くと、使い勝手が良いでしょう。ソファーそのものはずっと定位置になるので、変化を付けたいときはソファーにファブリックなどをかぶせて、季節によって着替えながら楽しむのも良いでしょう。

狭いお部屋を広く見せるには?

まずはお部屋のベースカラーを白にして、部屋に入ったときに視線が奥までスッと通るよう、「視線の抜け」を作りましょう。そうすると、視覚的に部屋が広く見えます。ソファーは、ロータイプでなめらかなラインを描くタイプがベスト。黒のソファーなら脚部分やテーブルの木部を明るい色の木製にすると、軽やかな印象になります。

最後に

どんなタイプのソファーを選ぶかは、間取りと同じくらい住む人のライフスタイルに影響を与えます。家族の暮らし方にぴったりのソファーをお部屋に置いて、お仕事が終わった後や休日のひとときを、ゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

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