マンションライフを楽しむMANSION LIFE
2018.04.26
マンションの高層階と低層階、それぞれのライフスタイル
マンションを選ぶ条件として、立地や間取りだけでなく、「何階に住むのか?」をしっかり考える人も多いのではないでしょうか。人によって住みやすいと感じる基準や、こだわるポイントも異なります。そこで、マンションの「高層階」※と「低層階」※に住む、居住歴5年以上のファミリーとDINKSの皆さんに、それぞれおすすめのポイントを伺いました。
※本記事内の「高層階」は10階以上、「低層階」は1~3階とします。
見晴らし抜群!開放感あふれる高層階の暮らし
マンションの高層階に住む多くの人たちは、眺望の良さと、プライバシーを確保しながら開放感あふれる暮らしに魅力を感じて、高層階を選んでいるようです。実際の住み心地はどうなのでしょうか?
◇自慢したくなる眺望!
「美しい夕焼けや夜景を普段から楽しめる」「ホームパーティーでは窓からの景色をゲストに楽しんでいただける」「スカイツリー、東京タワー、富士山がすべて見える」「景観を遮るものがない!」など眺望への魅力を感じる声が多く、みなさん期待通りのライフスタイルを手に入れているようです。
◇プライバシー確保しやすい!
「換気のために窓やカーテンを開けたままでも、同じ高さの建物が少ないので、周囲の視線を気にする必要がない」「特に高層階では、お風呂からも夜景を楽しめる」「周りのマンションが自分の階数より下なので、観られている感じがなくて快適」などの声があり、人目を気にせずくつろげるようです。
この他にも「虫の心配がなくなったことが、思わぬ利点だった」という声もありました。日常のなかできれいな景色を眺めながら、プライバシーを気にせず開放的に過ごしたい人には、高層階での暮らしは魅力的ですね。
木々の四季を感じながらの暮らしを満喫!
マンション低層階の暮らし
一方、マンションの低層階に住む人たちはどんな点に魅力を感じているのでしょうか?
◇気軽に出入りができる!
「集合玄関やポスト、駐車場や駐輪場までの移動が少なくてすむ」 「忘れ物をしてもすぐに取りに帰れる」 「ゴミ出しや郵便物の確認、大きな荷物の出し入れがあるときなども、エレベーターを使わずに行くことができる」「傘が必要になったり忘れ物をしたりしても、すぐに取りに戻れる!」「アウトドアが大好きで専用庭のあるマンションに決めていました。週末はほぼキャンプに行くので、荷物が車に出し入れしやすくてバッチリです」という声もありました。
◇木々の四季を感じ、専用庭で遊ぶ楽しさ
2~3階の人は目線の高さに木々があるので、「春の開花、新緑や秋の紅葉などを部屋から眺めることができる」といった、四季の変化を楽しんでいるようです。専用庭がついた1階の部屋を選んだ子育て中の方は、「子どもが庭で遊んでいる様子を部屋から見られる」「庭でお隣さんと顔を合わすので、自然と会話が増え仲良くなれた」「テーブルをおいたりして、戸建の庭感覚で楽しめる」「専用庭は子供だけでも安心だし、図鑑を片手に庭の虫とにらめっこしている」などのかわいらしい声もきかれます。
◇災害時の安心感
家族に高齢者や小さい子どもがいる人の中には、「大きな地震でエレベーターが止まり、階段を使うことになっても、負担が少ない」と、災害時を想定して低層階を選ぶ人もいます。
また1階は「子供がいて足音を気にせずに済むから」という声があるように、階下への音の伝わりを気にする必要がないことや、「3Fだから、運動不足対策のため毎日階段を使っても負担にならないのでちょうどよい。」など、あえてエレベーターを使わないことをメリットにしている方も。
さらに、マンションによっては備え付けの床下収納があるなどの利点もあるようです。
低層階は、マンションと戸建の両方の良さを味わえるようですね。
家族にとって心地よい階数を考えよう!
みなさん、いかがでしたか?マンション選びは立地や間取りの他に、それぞれのライフスタイルにあわせた階数選びも大切なんですね。眺望の良さや開放的な空間を希望するのか、それとも出入りがしやすく、子供を自由に遊ばせたりできる庭のある暮らしを優先するのか、など、階数にもこだわって、より快適で満足度の高いマンションライフを楽しみたいものですね。
(文:Loco共感編集部 原田真里)