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2010.10.28

窓辺のインテリアを楽しもう

窓辺のインテリアを楽しもう

カーテンやブラインドなど、窓辺のインテリアは長期間同じものを使用しているというご家庭も多いのではないでしょうか。窓の外の景色は四季折々に変化をしていくのに、額縁となる窓辺がいつも同じでは少し寂しいですよね。

カーテンと一口に言っても、掛け方や生地の選び方ひとつで、お部屋の雰囲気や効果も変わってきます。季節やお部屋の雰囲気、目的に合わせて、窓辺のインテリアも変えてみてはいかがでしょうか。今回は窓辺のインテリアのコーディネート術をご紹介します。

窓辺のインテリアを見直そう

窓辺のインテリアを見直そう

室内空間に占める面積が意外に広いのが窓辺。面積が大きいだけに、カーテンを取り換えるだけでもお部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。最近では、カーテンやブラインドもさまざまな種類があります。お部屋の雰囲気や目的に合わせて、窓辺のインテリアを見直してみてはいかがでしょうか。種類によって、採光面積も変わってきます。

カーテン

カーテンは大きく2種類に分けることができます。横方向に開く通常のカーテンと、上方向に開閉または固定式のスタイルとなるスタイルカーテンです。

スタイルカーテン

インテリアとしても機能するよう、縫製や付属品によってデザイン性を高めたカーテンです。シンプルなものから、ゴージャスなものなど、さまざまなタイプが存在します。

スタイルカーテンの種類

プレーン
プレーン

垂らしたときはロールスクリーンと同じように見え、コードを引くとブラインドのように折りたたまれます。

センタークロス
センタークロス

中心部を固定して左右に均等に分けたスタイルです。縦長の窓におすすめです。

クロスオーバー
クロスオーバー

センタークロスを中央で交差させたスタイルです。大きな窓に適し、ドレープが緩やかでエレガントです。

オーストリアン
オーストリアン

重なったヒダが、部屋の中にやわらかく光を導きます。横長の出窓におすすめです

スクリーン

1枚布の上端と下端にバーを取り付け、上下や左右に開閉するものです。窓辺をカジュアルに、すっきりとシンプルに演出したいときにおすすめです。布以外にも、和紙や木製のものなど、生地のデザインや色、材質のバリエーションが豊富で、多彩なコーディネートを楽しむことができます。

ロールスクリーン

スプリング内蔵の軸により、スクリーンを巻き上げます。他にも紐やチェーンで巻き上げるもの、電動で巻き上あがるものなどがあります。

プリーツスクリーン

プリーツ加工を施した1枚布や和紙を、たたみ込んだり伸ばしたりすることで、上下開閉をするスクリーンです。

ブラインド

ブラインドはスラット(羽根)の角度を調節することでお部屋に差し込む光の量を自由にコントロールすることが可能です。直線的なラインがシャープな印象を与えます。素材もスチール製だけでなく、ナチュラルな雰囲気の木製もの、和紙や紙のような素材をプリーツ状に加工したプリーツブラインドなど多種多様なブラインドが登場しています。

ベネシャンブラインド(横型ブラインド)

水平のスラットを上下に開閉するタイプです。

バーチカルブラインド(縦型ブラインド)

幅広のスラットを垂直に並べ、左右に開閉するタイプ。カーテンとブラインドの両方の長所を兼ね備えています。

窓辺のインテリアの選ぶ際のポイント

窓辺のインテリアは、素材、柄、色などによってイメージが大きく変わります。壁や家具とのコーディネート、部屋の用途などを考慮して選ぶことも大切です。

色や柄

色は面積が大きくなると薄くみえる傾向があります。小さなサンプルだけで決めてしまうと、イメージとギャップが生じることがあります。なるべくショールームなどで実物を確認するか、カーテンを閉めたときをイメージして、色や柄を選ぶようにしましょう。濃い色や大柄は部屋を狭く、薄い色や細かい柄は部屋を広く見せてくれます。

機能を考える

遮光、防音、防寒などの機能性も重要なポイントです。設置する場所にふさわしい機能のある生地を選ぶことで、快適性も高めることができます。

使う場所に合わせて工夫する

どこの窓もカーテンとレースカーテンという定番の組み合わせになっている、というご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、お部屋の用途によって、窓辺に求める機能には違いがあり、演出したいイメージも異なってくるはずです。
お部屋の用途やイメージに合わせて、窓辺のインテリアコーディネートを考えていきましょう。

リビング
リビング

光をたくさん取り入れたいリビングはレースカーテン代わりに光の調光がしやすいブラインドや明るい色のスクリーンもおすすめです。スタイルカーテンのセンタークロスやクロスオーバーで大きな窓を豪華に飾るスタイルも素敵ですね。

子供部屋

机、本棚、と置くものがたくさんある子ども部屋は、スペースを有効活用したい場所。窓側の壁に机を置くことになった場合、カーテンでは邪魔になったり、動きで気が散ってしまったりすることもあります。そこでおすすめなのがブラインドです。スリムなブラインドはすっきりとスペースを使うことができます。

寝室

細かい調光を大切にしたいのが寝室です。一般的に遮光カーテンを採用することが多い場所ですが、明るさの調節がしにくいという点が気になります。そこで、おすすめなのが遮光性のあるプリーツブラインドやラインドレープです。なるべく明るさの調節が容易にできるものを選ぶとよいでしょう。

和室

和室といえば、障子やすだれを思い浮かべる人が多いようですが、一見、異質に思える和室とインテリアブラインドの取り合わせも、素材に和紙や木を使ったものならしっくり馴染みますし、障子や襖とはひと味違った雰囲気を楽しむことができます。障子ではできない微妙な光の調節が可能なところもポイントです。また、和素材のロールスクリーンをすだれのように使っても趣を感じられます。

キッチン

汚れが付きやすい場所ですので、掃除やお手入れがしやすい、ウォッシャブルタイプのロールカーテンやスラット(羽根)を外して洗えるブランドがおすすめです。

アイテムで工夫する

洋服をコーディネートするときと同じように、アクセサリーを使うことで、窓辺をグレードアップしたり雰囲気を変えたりすることができます。

タッセル
リビング

タッセルとはカーテンを寄せたときにカーテンをまとめておく紐状のものです。カーテン生地と同じもので作られたタッセルを使用することが多いですが、このタッセルを変えることでも窓辺の印象を変えることができます。夏には涼しげなガラスやビーズ素材のもの、冬場はフェルト素材のものなど、季節に合わせてチェンジするのもいいですね。

カーテンホルダー
リビング

カーテンホルダーは、タッセルと同じようにカーテンをまとめるためのアイテムです。タッセルはくるっとカーテンを巻くスタイルですが、カーテンホルダーはアームの部分にカーテンを引っかけて止めます。使用しないときは壁にスッキリと納まり、タッセルとはひと味違う演出をすることができます。

最後に

窓辺の印象が変わると、お部屋の雰囲気も一変します。これからの新しい季節、ぜひ、試してみてください!

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